2016年3月13日日曜日

【IT】これからの人工知能と取り巻く仕事を考えてみた2

前々回『【IT】囲碁AI「AlphaGo」がトップ棋士に勝利。について思うこと』、
前回『【IT】これからの人工知能と取り巻く仕事を考えてみた1』とどちらもアルゴリズムよりに書いてきました。

今回はアルゴリズムから一歩離れてみたいと思います。

今回の主役AlphaGo。
AlphaGoは囲碁の打ち方を考えていただけです。
では考えるまでの仕組みの作成や、考えるための前持ったデータ入力、囲碁を打っている最中の相手の一手のデータ入力、出た結果を盤に打つ出力。
これらはまだ人の手で行っています
(注:相手の一手に関しては動画にも見受けられませんでしたが、ひょっとしてカメラで撮影、解析しているのかもしれません。知っている人がいましたら教えて下さい^^;)

ゆくゆくは、カメラを付けて画像解析し、ロボットアームをつければそれこそリアル盤面で打ち続ける囲碁AIロボットが誕生します。

でもそれを作るためにもまだ当分は人が関われます。

前回、いらなくなっていくであろう仕事に触れましたが、人工知能とてまだプログラムされたアルゴリズム。
プログラムをする、基本的なデータを入力する(もしくは自動的に入力するための仕組みを作る)ところにはまだ人が必要です。
さらにはAlphaGo同様、囲碁に特化させるなどカスタマイズもです。
各企業が今後、人工知能をつかって仕事を自動化していくに当たり、仕事の内容をシステムに乗せれるよう要件を決めきり、設計をし乗せていく。今のITの仕事とやることは変わりませんがより特化した需要が生まれてくるかもしれません。
GoogleやApple、MicrosoftやIBM。人工知能を研究している会社が人工知能をどのように外部へパッケージング(もしくはクラウドと)して提供を始めるのかも気になるところです。

今にもまして、作業をするだけの開発者より、考えることのできる開発者がより必要になってくる。そんな気がします。それも遠くない未来に。

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